外見が印象をコントロール
今日は、外見や雰囲気がもたらす「印象」についてお話ししていきます。
直接的にメイクの技術やコツに関わる話ではありませんが、知っておくと「なるほど」とメイクに対しても価値観の変わる内容をお届けしたいと思います。
まず、自分が家族、友人、恋人、その他クラスメイトや同僚など関わってきた人たちとの出会いがいかに運命であるか。の話ですが(笑)宗教でもなく壺も売らないので怪しいと思わず読んでください。でも熱く語ってしまうと思います(笑)
有名な通説ではありますが、人生で何らかの接点を持つ人は個人差はありますが、約30,000人と言われています。
親しい会話ができるのは300人
友達と呼べるのは30人
親友と呼べるのは3人
世界人口は8,000,000,000(80億)を超える訳ですが。この数字を見てどう感じますか?私は、いかに人と人との出会いが運命的で奇跡的なのかを再確認しました。と、同時に「関わる人の取捨選択」「人から選ばれる必要性」が重要であると感じました。
自分が関わりたいと思う人。関わりたいと思ってもらえる人がマッチングしてはじめて恋人になったり、友人になりますもんね!
外見が与える印象というのはとても大きいです。基本的に「印象」から影響を受けて「行動」につながると思っています。
私たちは無意識に人の顔を見て勝手に印象を持ちますよね。はじめて会う人に対して
「優しそう」だから質問してみよう。
「キツそう」だから近寄らないようにしてみよう。
「信頼できそう」だから自分の話をしてみよう。
など行動を自分で決めています。同様に人からも顔から受けた「印象」をもとに勝手な印象をいだき、色々なことを想像して、自身の行動を決めています。
もちろん、その行動後に「思ってた人と違った」「無愛想で無責任な人だった」となったり逆に「キツそうに見えるけど面倒見が良くて優しい」など内面の部分で関わりの深さは変わっていきますが、初めの視覚情報は言語情報よりはるかに影響力があります。
「(この人いつもパリッとしてて)仕事ができそうだな」
「(何度見てもこの人)ギャルみたいだな」
「(いつも髪の毛がボサボサで)だらしないな」など
人は見た目で判断すべきではないし、外見重視はよくないこと。と何となく社会では思われていますが、無意識のうちに視覚情報で人を判断していると思います。
あなたがもし、周りから「正当に評価されていない」と悔しい思いをしているなら、それはあなたの「印象」が周囲の人から、あなたが望んでいない行動を引き出してしまっていると思います。
これは、就活、婚活、キャリアアップ全てに共通して言えることだと思います。
あなたが、人を選ぶ権利ももちろんありますが、まずは選ばれることを意識する必要があります。私の就活時代は、オシャレな業界というよりは信頼されることが重要である業界だったので、就活の履歴書に添付する証明写真の撮影では、撮影スタジオのメイクさんに普段より太い眉毛でしっかり信頼される印象をつくりあげていただいたことを覚えています。
服装、体型、表情、話し方、所作など印象を作り上げるもののひとつに「メイク」があります。
現在、当たり前のように関わっている人たちに、選び、選ばれずに、出会うことができていなかったらと思うと、「選ばれる人」になる大切さに気付かされます。就活の話をすると、私は望んでいた業界で働くことができ、同期達に出会うことができました。これは、会社から選んでいただき、私もその会社で働きたいという気持ちがマッチングしていますよね。そこで、愛する同期に出会えたわけです。
また、ブログの冒頭で、出会う人は限られていて、出会えたことも奇跡なんだな〜(歌詞みたい)と思うと同時に、これだけの人としか出会えないなら「気の合わない人と過ごす時間も、出会う確率も減らしたい」と思うようになりました。自分が「選ばれる人」になって、自分の選択次第で気の合う人を選ぶことができるならマッチングするのも早いですよね。
サロンのメイクレッスンでは、必ず「なりたい雰囲気」を尋ねるようにしています。自分のなりたい雰囲気と、他者が思い描く印象や雰囲気を合致させる必要があるからです。
眉毛の角度、細さ、肌の質、ラメ感、色、華やかさ、 などお客様ひとりひとりに合わせたメイクを提案できるようにしています。メイクも印象を操作するひとつのツールです。
メイクで印象を変えて、それが行動につながると思えば、成功するチャンスが増えるように思います。面倒くさがらずに楽しんで「メイクで変身してやる😊」と思って、向き合ってみてくださいね!